IT重説で不動産がWeb会議でリモート取引可能に?

IT重説で不動産がWeb会議でリモート取引可能に?

IT重説で不動産がWeb会議でリモート取引可能に?

不動産取引は金額が大きいことから、きちんと書類をまとめて対面で取引する必要があります。
しかし時代の要請を受けて、不動産の業界でも徐々にWeb会議によるリモート取引が可能になりつつあるのです。

まずは賃貸から規制緩和

まだFAXが現役の業界は、この日本にいくつもあるのですが、そのうちのひとつが不動産業界ではないでしょうか。
お客さんも大家さんなどで比較的昔の人が多く、高齢化しているため、いつまでも自分たちが現役だった頃のテクノロジーが便利なのです。
そんななか、若い人も不動産業界には入ってきていますから、まずは賃貸から規制緩和し、Web会議を使って取引ができるようになりつつあります。これをIT重説と呼んでますが、正式名称は、IT重要事項説明となります。

IT重説というのがそれで、重要事項説明書を遠隔で説明することを、ITでカバーするというものです。
IT重説はまず賃貸から。
なぜなら、賃貸なら金額がそれほど大きくなく、それほど大きな責任も伴わないからです。
賃貸から規制緩和し、徐々に広げていくのではないでしょうか。
宅建の有資格者が行い、国家資格を遠隔でも提示できること、重要事項を資料で説明し、そのエビデンス(履歴)が残せることが定義されていますが、履歴の考え方などはまだ詳細が決まっていません。

Web会議でどんなことするの?

では不動産業界がWeb会議でどのようなことをするのでしょうか。
まずできるのは内覧ですよね。
内覧はもちろん、実際に行ってみないとわからないそのマンションの空気感のようなものもありますが、シーズンの3月4月になると、見なくても決めてしまう人が大勢います。
そこで、Web会議システムがあれば、事前に内覧を録画しておいて、閲覧してもらうことができるのです。

不動産屋さんなら、内覧の際に気をつけるべき箇所や、入居希望者からよく聞かれる事項等は把握しているはずですので、ポイントをおさえた配信ができるはずです。
録画しておけば次回の退去者の際にも使えますし、原状回復の際にも、入居前の状態がどのようなものだったか、記憶することができます。
Web会議システムは不動産業界にとても効率をもたらしてくれるものなのかもしれません。

これからの不動産は不動産テック?

いま、○○+テックという言葉が非常に流行っています。
金融にITをかけ合わせてフィンテック、といったものです。不動産とテックを掛け合わせると、不動産テックとなります。そのままですね。不動産テックなら、従来はアナログであった不動産取引の世界が、非常に革新的に、新しくなります。

なかでも使われやすいのがブロックチェーン技術ではないでしょうか。不動産にもブロックチェーン技術は使われています。ブロックチェーン技術が何かと言うと、ビットコインから生まれてきた技術なのです。ビットコインは一度、大きく高騰して有名になったのでご存知ではないでしょうか。また仮想通貨ネムが500億円以上の盗難にあったことでも仮想通貨とブロックチェーン技術が知られるようになりました。

これが何かと言うと、要するに改ざんができないということです。改ざんができないため、ブロックチェーン技術を使えば、取引が正確に行えるのです。契約書や送金、そしてゲームや経済取引などに使えるポテンシャルを秘めています。

不動産テックは、特にアメリカやヨーロッパで盛んです。なかには、独自の仮想通貨を作って、ICOという名の公開をして、資金を集めようという動きもあります。そうすれば、銀行やベンチャーキャピタルに頼らない、新しい集金の形が可能となるのです。万が一倒産しても、今までのように自己破産をすることがないので、ICOは若者がチャレンジしやすい形の起業として、いま非常に人気があるのです。

不動産テックも、ブロックチェーン技術をベースに進みつつあります。しかし、ブロックチェーンはまだまだこれからの技術です、仮想通貨もはじまったばかりで、これから盛り上がっていくに違いありません。ビットコイン価格は一気に熱が冷めてしまいましたが、まだまだ始まってもないテクノロジーなので、今後の未来に期待です。

次回は、不動産 X Ai(人口知能)の説明ができるといいですね。
ではまた。

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